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江戸末期
文久3年(1863)
初代やぶ萬旅館
「やぶ萬」創業は江戸末期文久3年。
初代 藪 萬作が21歳の時に始めた船宿でした。
屋号の「やぶ萬」は、初代の姓「藪」と名の「萬」より取ったものから来ております。

初代萬作は、淡路島はここ福良にて代々回漕業を営む藪所左エ門の長男でした。
当時の福良は、四国・鳴門へ渡るために立ち寄る「潮待ち客」が大勢おり、また当館ななめ前には平安末期よりあると云われる福良八幡神社が、「海からしか参られない神社」として江戸時代は観光名所であったとも云われ、福良湾にて船の乗り降りをする武士や町人たちで賑わっておりました。
そのような福良の町中を見てきた初代萬作は、旅館を始めようと思い立ったとのことでした。
明治末期
明治35年
「潮待ち宿」として旅館業が軌道に乗った矢先の明治35年、初代の四女あさによるランプにつけるマッチの火の不始末で、油に燃え移り旅館は全焼。
初代は旅館再建に奔走し、長女きよ・四女あさは身を粉にして働きました。
明治36年
1年後、粗末ながら再建し、当館は再出発となりました。
明治43年
初代の四女あさが、榎本豊吉(俳号 松翠)と結婚し、榎本姓を名乗り21歳で2代目女将となりました。
大正初期
大正5年
2代目あさの時代も、鳴門へ行く道中の宿「潮待ち宿」としてお客様を迎えておりました。
大正5年には料理屋を買収して改築・増築を重ね、現在の「やぶ萬」の土台を作り上げました。
昭和初期
玄関前(昭和初期)
昭和13年
2代目の長女春子が、婿養子をとり3代目女将となりました。
昭和16年頃
太平洋戦争が始まると、鳴門に砲台の軍事基地ができ、一部一般客の制限もあり、当館も軍人さんの宿屋、食事処としても利用されました。
昭和戦後
昭和24年頃
戦後3代目春子の時代、淡路島は「鳴門の渦潮」の観潮船観光が始まり、四国へ行くための道中の島だけでなく、淡路島内にて楽しめる様に観光化が進み、当館も淡路島への観光客を迎える旅館へ。
観潮船や人形浄瑠璃、水仙郷など、現在につながる淡路島への観光目的のお客様が増え、当館は昭和38年頃までに増改築をして参りました。
鳴門観潮御案内
店裏の浜(昭和24年頃)
昭和40年
ところが、観光旅館として賑わい出した当館は、昭和40年に漏電火災が発生し、5室を残してまたしても消失しました。
昭和41年
翌年、鉄筋3階建てに建て直し、再びの再出発となりました。
この時代の淡路島は、戦後の観光化が実を結び、会社の慰安旅行などの団体のお客様が最盛期でした。
当館も、団体旅行の宴会や地元の漁師さん達の宴会が賑やかに行われ、建て直す際には宴会場を増やさねばならないほどでした。
玄関(昭和47年)
宴会場(昭和40年代)
昭和47年頃
さらに客室を増やす増改築をし、現在の鉄筋4階建ての「やぶ萬」は完成しました。

また3代目春子の時代は、鯛を中心にしたお料理で、目玉は漁師の浜料理由来の「宝楽焼」でした。
そこで、「観潮船や人形浄瑠璃、水仙郷などの観光だけでなく、淡路島ならではのお料理でも お客様に喜んで頂こう、旅の思い出に残るお料理を!」と、3代目春子が祝いの席での郷土料理であった「鯛そうめん」から鯛を素揚げ蒸し、手延べ素麺を出汁で煮立てて大杯に盛る「鯛めん」を島内で最初に考案、現在にも続く当館の名物料理となりました。
鯛めん
4階建てに改修(昭和47年)
昭和57年
淡路島出身の作詞家、阿久悠さんの自伝的映画「瀬戸内少年野球団」の撮影時は、夏目雅子さんや郷ひろみさん、岩下志麻さん俳優の方や、子役の方、監督・スタッフさん達の宿泊施設としてもご利用頂きました。
平成
平成元年
昭和40年頃より、3代目とともに経営に携わってきた長男紘一良が、4代目を継ぎました。
4代目の時代になると、淡路島へは個人のお客様が、観光や淡路島ならではのお料理を楽しみにいらっしゃるようになりました。
当館も、淡路島の旬の食材を活かしたお料理をさらに磨いて参りました。
平成7年
この頃には養殖が始まった「福良産3年とらふぐ」を当館は、島内では先駆けて冬の目玉料理として取り入れました。
鯛
鱧
ふぐ
春は「鯛」。夏は「鱧」。秋は「もみじ鯛」。
冬は「3年とらふぐ」。
と、季節ごとの旬の食材でお客様をおもてなしする料理旅館へ成長して参りました。
現在のやぶ萬旅館
平成16年
4代目の次女靖子が、5代目と続く若女将となりました。
現 在
創業より150年間当館は、文字通り淡路島の発展や移り変わりとともに歩み、代々変わらず淡路島の魅力を島内外のお客様にお伝えして参りました。
これからも、創業当時より変わらず続けて参りました朝夕食共に「部屋食」や、「出し部屋食」にて淡路島ならではの季節ごとの食材を活かしたお料理でのおもてなしを楽しんで頂き、「旅の思い出」作りの一助になりますように精進して参ります。
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